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海外文献紹介「良性の肛門直腸病変を持つ患者における大腸ファイバースコピィー」
澤木 明
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1愛知県がんセンター消化器内科
pp.966
発行日 1993年8月25日
Published Date 1993/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106242
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Colonosopy in patients with benign anorectal disease: Longe WE, et al (Dis Colon Rectum 36: 368-371, 1993)
良性の肛門直腸病変を持つ患者に対して,大腸新生物と炎症性腸疾患の発生率を調べるために,prospective studyが行われた.痔核,裂肛,痔瘻,肛門膿瘍,肛門のコンジローマに罹患し,3年間以上経過観察された102人について検討された.対象は,消化器症状やそのほかの全身症状を伴わず,検査には大腸ファイバースコープが使用され,全例回盲部まで調べられた.全患者の平均年齢は53.5歳,男女比は1.6:1であった.
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