--------------------
編集後記
望月 福治
pp.234
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106067
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
今月の主題「食道粘膜切除術」は,外科的材料からみた予後の検討を踏まえながら,深達度診断の裏づけがしっかりして初めてなされる治療学である.しかし,本法の導入によって,分割切除した場合,十分に再構築がなされたとしても,きめ細かな臨床と病理の対比が可能であろうか.より高いレベルの深達度診断学の砦に迫っていただけに,外科的切除標本と画像診断の対比に,もう少し時間がほしかった気もしないわけではない.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.