Japanese
English
今月の主題 食道粘膜癌―新しい病型分類とその診断
座談会
食道粘膜癌の新しい病型分類の必要性
Conversazione―Early Esophageal Cancer: Its Definition and Subclassification of Depth of Invasion
塩崎 均
1
,
細川 正夫
2
,
吉田 操
3
,
松本 克彦
4
,
中村 常哉
5
,
海上 雅光
6
,
長野 正裕
7
,
西澤 護
8
,
神津 照雄
9
Mamoru Nishizawa
8
,
Teruo Kohzu
9
1大阪大学・第2外科
2恵佑会札幌病院・外科
3東京都立駒込病院・外科
4大分医科大学・第2外科
5愛知県がんセンター・消化器内科
6虎の門病院・病理部
7仙台市医療センター・消化器内科
8東京都がん検診センター
9千葉大学・第2外科
pp.354-368
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105761
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西澤(司会) 最近10年間で,食道m癌が多数発見されるようになってきたために,食道癌の診断や治療に対する考え方が,非常に変わってきました.本日の座談会では,食道m癌について,何か新しい提案がなされるものだと期待しております.
本題に入る前に,早期癌の肉眼分類について,少しいきさつを述べさせていただきます.
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