特集 早期大腸癌1994
主題
Ⅰ.見つけ出し診断法
5.X線・内視鏡による同日併用法
X線・内視鏡による同日併用法
望月 福治
1
,
松永 厚生
1
,
安藤 正夫
1
,
富永 現
1
,
野村 美樹子
1
,
藤田 直孝
1
,
長南 明道
1
,
池田 卓
1
1仙台市医療センター消化器内科
キーワード:
大腸癌診断
,
早期大腸癌
,
同日併用法
,
大腸集検
Keyword:
大腸癌診断
,
早期大腸癌
,
同日併用法
,
大腸集検
pp.69-76
発行日 1994年2月26日
Published Date 1994/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105707
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要旨 筆者らが大腸集検の二次検診に導入したX線・内視鏡同日併用検査法(同日併用法)は厚生省の「大腸がん検診マニュアル」にも精検法の1つとして推奨されている.しかし,本法はメリットと共にデメリットも指摘されている.同日併用法に,内視鏡の挿入法,X線検査は付着性の高い高濃度のバリウムを使用するなど改良を加えた新同日併用法は,X線単独法と比較し,X線の画質が劣るものでなく,また,S状結腸内視鏡検査によるS状結腸の癌の発見率も変わらなかった.
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