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第20回村上記念「胃と腸」賞は渕上忠彦氏らが受賞
pp.1228
発行日 1995年9月25日
Published Date 1995/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105524
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今回で第20回を数える村上記念「胃と腸」賞の贈呈式が去る7月19日,エーザイ本社ホール(東京)で毎月開かれる早期胃癌研究会の席上を借りて行われた.本賞は毎年「胃と腸」誌に掲載された全論文の中から選ばれる最優秀論文に授与されるものであり,今回は「胃良・悪性境界病変(GroupⅢ病変)の長期経過からみた生検診断の問題点」(胃と腸29:153-168,1994)が選ばれた.
当日司会の丸山雅一氏(癌研究会附属病院内科)の紹介で,受賞者を代表して渕上忠彦氏(松山赤十字病院消化器科)が登壇した.「胃と腸」編集委員会代表の八尾恒良氏(福岡大学筑紫病院消化器科)は,こうしたフォローアップスタディを可能ならしめたことについて,普段の検査に手を抜いていないこと,コメディカルを含めた全体のスタッフの協力によって患者がずっと来てくれること,資料の整理がきちんと行われていることを挙げて讃え,賞状と賞牌を渕一ヒ氏に手渡した.続いて医学書院社長金原優から賞金が贈られた.
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