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編集後記
樋渡 信夫
pp.1310
発行日 1998年8月25日
Published Date 1998/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103811
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潰瘍性大腸炎は,以前は稀少疾患と言われていたが,患者数は年々増加して現在では5万人を超えており,日常臨床でよく遭遇する疾患となってきた.
その臨床的特徴は,直腸から上行性にびまん性・連続性の浅い炎症がみられることであり,腸の炎症性疾患を鑑別する際には,X線・内視鏡・生検所見が潰瘍性大腸炎であるか,否かが,まず基本かつ重要なポイントとなる.
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