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書評「臨床検査データブック 1999-2000」
渡辺 清明
1
1慶應義塾大学医学部・中央臨床検査部
pp.922
発行日 1999年6月25日
Published Date 1999/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103094
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臨床検査の進め方,データの読み方を書いた本は多くあるが,日常診療の現場に即した本はなかなか得難い.本書はこの欠点を埋め,日常診療に大変使いやすいように構成され,内容豊富な検査書の割には小型(B6判)で,いつも手元に置けるハンディな本である.今までにない診療に役立つ臨床検査の本を作成しようとする編者の意図が伝わってくる感じである.
今回は初版(1997-1998年版)に続く第2版(1999-2000年版)であるが,その基本コンセプトが変わっていないのが嬉しい.
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