Japanese
English
今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う
主題
いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療―私はこう考える
Treatment of Laterally Spreading Tumor: My View
斎藤 豊
1
,
浦岡 俊夫
1
,
松田 尚久
1
,
池原 久朝
1
,
中島 健
1
,
菊地 剛
1
,
真下 由美
1
,
岡部 尚子
1
,
斉藤 大三
1
,
鈴木 晴久
1,2
,
下田 忠和
2
,
藤井 隆広
3
Yutaka Saitoh
1
1国立がんセンター中央病院内視鏡部
2国立がんセンター中央病院臨床検査部
3藤井隆広クリニック
キーワード:
計画的分割切除術
,
ESD
,
Invasive pattern
,
粗大結節
,
多中心性浸潤
Keyword:
計画的分割切除術
,
ESD
,
Invasive pattern
,
粗大結節
,
多中心性浸潤
pp.1827-1830
発行日 2005年12月25日
Published Date 2005/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100188
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は じ め に
内視鏡治療技術の発展とともに,以前は外科手術の適応となっていた腫瘍径の大きな側方発育型腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)に関しても内視鏡治療の適応が拡大されつつある.LSTは顆粒型(LST-G)および非顆粒型(LST-NG),それぞれの肉眼型で生物学的性質が異なると考えられている1)2)ものの,治療方針に関していまだ統一した見解はない.今回,各肉眼型別に治療成績,臨床病理学的検討を行い,治療指針を明らかにする.
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