増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
消化器薬
5—HT3受容体拮抗型制吐薬(カイトリル,ゾフラン)
幾世橋 篤
1
1神奈川県立がんセンター消化器内科
pp.134-135
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908982
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塩酸グラニセトロン(カイトリル®)
適応
(1)錠・細粒:抗悪性腫瘍薬(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心,嘔吐).通常,成人にはグラニセトロンとして1回2mgを1日1回経口投与する.なお,年齢,症状により適宜増減する.
(2)注射:抗悪性腫瘍薬(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心,嘔吐).通常,成人にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回静注または点滴静注する.なお,年齢,症状により適宜増減するが,症状が改善されない場合には,40μg/kgを1回追加投与できる.通常,小児にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回点滴静注する.なお,年齢,症状により適宜増減するが,症状が改善されない場合には,40μg/kgを1回追加投与できる.
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