今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
治療
下剤
岡崎 和一
1
1京都大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.797-799
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908695
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ポイント
近年,高齢化や食生活の欧米化などにより便秘は増加しており,下剤の使用法はますます重要になっている.
器質性(症候性)便秘では,下剤投与よりも原因疾患の治療が第一である.
便秘の訴えがあっても,不快や苦痛がなければ,下剤の必要はない.
使用に際してはそれぞれの作用機序と禁忌を理解し,乱用は避けるべきである.
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