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今月の主題 Geriatrics—高齢者のQOLをみる医療
Geriatric syndrome—高齢者特有の病態
転倒
Falls
小宮山 純
1
1平塚共済病院神経内科
pp.606-608
発行日 2001年4月10日
Published Date 2001/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908084
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ポイント
転倒は高齢者における不慮の死亡原因の3位で,大腿骨頸部骨折後に死亡例が多い.死亡しないまでも寝たきり要因となる.
原因は多要因であり,バランス・歩行障害,認知障害,薬物,活動状況,環境要因が絡み合わさって生じる.
バランス障害があっても神経学的評価で検出できないことがあり,歩行・平衡機能評価が必要になる.包括的な転倒評価により危険因子を確認し,転倒予防を行う(ヒッププロテクターなど).
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