今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望
治療の現状と展望
造血幹細胞移植
造血幹細胞移植のタイミング
権藤 久司
1
1九州大学医学部第1内科
pp.244-246
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907999
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ポイント
移植成績には,疾患,病期,治療への反応性,HLA適合性,全身状態,臓器機能,年齢,感染症の有無,心理社会的側面などが影響を及ぼす.
難治性血液疾患の治療では,造血幹細胞移植を考慮して治療方針を決定し,その適応や実施時期については治療開始後早期から患者,家族,移植実施施設と検討しておくことが重要である.
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