今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識
慢性呼吸不全において重要な疾患・病態とその治療
慢性呼吸不全患者に対する外科手術の適応
諏訪 邦夫
1
,
豊田 千穂
2
1帝京大学医学部附属市原病院麻酔科
2日本大学医学部麻酔科
pp.960-961
発行日 1999年6月10日
Published Date 1999/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906065
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●%肺活量とFEV1.0%の双方を考えて「いずれも50%以上なら安全」,「一方が50%を下回れば,その度合いに応じて危険度が増す」という考え方が,手術適応を考える基準として確立している.
●手術により呼吸機能が損なわれるが,それには気道の変化,呼吸筋の損傷,疼痛と臥床,反射などの要素が関与している.
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