増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
感染症治療薬
セフェム系抗生物質
バナン(三共—グラクソ)
安川 正貴
1
1愛媛大学医学部第1内科
pp.466
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905728
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臨床薬理
●作用機序:細菌の細胞壁合成阻害作用により殺菌作用を示す.
●吸収・分布・代謝・排泄:本剤はエステル化されているプロドラッグであり,腸管壁の非特異的エステラーゼにより分解され,セフポドキシムとして吸収される.空腹時より食後投与のほうが吸収は良好で,腎を介して尿中に排泄される.
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