増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
代謝・栄養障害治療薬
中間型インスリン製剤(NPH製剤)
ヒューマリンN注U−40・U−100(イーライリリー)=ノボリンN注40・100(ノボノルディスク)
小林 正
1
1富山医科薬科大学第1内科
pp.308
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905612
- 有料閲覧
- 文献概要
●剤形:注40・100単位/ml.
●基本的用量:初期1回4〜20単位,維持量1日4〜100単位.
●特徴と投与法:本剤はともにNPH製剤で,プロタミンを含む,持続が約24時間で,最大効果に達するのが8〜12時間であるので,1日に1回か2回のNIDDMの患者の治療,あるいはIDDMにおける強化インスリン療法の基礎分泌の代わりとして,眠前に注射する方法で用いられる.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.