Drug Information 副作用情報・7
致死的だが稀な害反応の危険/利益比の考え方と情報提供のあり方
浜 六郎
1
1阪南中央病院内科
pp.1983-1988
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905338
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中毒性表皮壊死症(TEN)で死亡した患者の遺族が,治療にあたった高知医大附属病院を運営する国を相手取って損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で,1996年2月28日,医師の説明義務違反を認め,一審判決を覆して国側に110万円の支払いを命じる判決が下された.その後,国は上告を断念し,判決は確定した.
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