今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
皮膚科領域の薬の使い方と治療
紫外線療法
段野 貴一郎
1
1滋賀医科大学皮膚科
pp.752-753
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905067
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ポイント
●紫外線療法には,UVB(中波長紫外線)またはUVA(長波長紫外線)が用いられる.
●紫外線療法の基礎と方法論は現代光医学の理論に基づいている.
●紫外線療法は乾癬,白斑,菌状息肉症など多彩な皮膚疾患の治療に有用である.
●紫外線療法には熱傷様皮膚炎,色素沈着,発癌などの副作用も起こり得るので,皮膚科専門医の指導のもとに実施されるべきである.
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