グラフ 高速CTによるイメージング・2
肝のIVR-CT/Angio System
佐竹 光夫
1
,
岩田 良子
1
,
関口 隆三
1
,
森山 紀之
1
1国立がんセンター東病院放射線部
pp.367-373
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904971
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血管造影検査と併用して行われる動脈造影下CTの有用性は論をまたない.しかし,検査の実施は血管造影検査室とCT検査室が隔離して設置されている場合,様々な制限により症例を限定せざるを得ないことがある.制限のうち,担送による負担と各検査室間の調整はこの検査を煩雑にしている.血管造影装置とCT装置を組み合わせたIVR-CT/Angio Systemではこのような煩雑さは解消され,必要に応じた動脈造影下CTの施行が可能である.IVR-CT/Angio Systemの概要と臨床応用について述べる.
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