演習・胸部CTの読み方・6
息切れ・咳・痰を主訴とする61歳の男性
粟屋 幸一
1
,
桑原 正雄
1
,
永吉 健介
2
,
山木戸 道郎
3
,
粟井 和夫
4
1県立広島病院内科
2県立広島病院放射線科
3広島大学医学部第2内科
4厚生連広島総合病院画像診断部
pp.2553-2558
発行日 1995年12月10日
Published Date 1995/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904304
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Case
61歳,男性.2年前より労作時の息切れ,咳,痰を生じ,最近増悪.胸部X線写真では,両肺野に粒状影を認め,胸部CTを施行した(図1).肺機能検査では%VCは62%,FEV1.0%は83%,血液検査ではWBC 9,300/μl,CRP 2.3μg/dl,寒冷凝集反応256倍であった.
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