今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
Conventional Therapy
抗高脂血症薬
梶波 康二
1
,
馬渕 宏
1金沢大学医学部第2内科
pp.2593-2597
発行日 1994年12月10日
Published Date 1994/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903426
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ポイント
●高脂血症の薬物療法はHMG-CoA還元酵素阻害薬の出現により大きく進歩した.
●高脂血症の治療により,冠動脈硬化症の進展予防のみならず,わずかながらもその退縮をもたらすことが可能である.また,病変の安定化を介して心事故を減少させることが示されている.
●高脂血症の治療目標は個々の症例別に設定されるべきであり,その際一次予防と二次予防の違い,年齢および性差を特に考慮すべきである.
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