今月の主題 外科から内科へのメッセージ
内視鏡下外科手術の現況と問題点
尿路結石
松本 哲朗
1
,
佐久本 操
1
1九州大学医学部泌尿器科
pp.936-939
発行日 1994年5月10日
Published Date 1994/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902731
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ポイント
●尿路結石に対する体外衝撃波砕石術(ESWL)および内視鏡手術などの非観血的治療の適応は,自然排石困難な結石,結石が腎機能低下の原因となる場合,尿路感染を併発した場合,血尿や疝痛発作など症状を有する場合などである.
●侵襲の少ないESWLが尿路結石治療の主流となり,多くの結石に適応できるが,ESWLの困難な場合,経皮的腎砕石術(PNL),経尿道的腎尿管砕石術(TUL)などの内視鏡的治療が用いられる.
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