今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
治療の進歩
日常生活の注意点
山口 哲生
1
1JR東京総合病院呼吸器内科
pp.2160-2162
発行日 1993年11月10日
Published Date 1993/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902492
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●患者が自分の理学的所見から自分の状態を知りうることは生活管理上大切であり,その教育は必要である.
●患者に日誌をつける習慣をもたせる.
●症状安定期には,許容範囲を理解して,積極的に「歩くこと」が大切である.
●労作時にこそ酸素吸入を行えるように工夫し努力する.
●入浴・排便・感冒の予防・飲酒をひかえて禁煙をすることなど,きめ細かい生活上の指導と配慮が必要である.
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