今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
特殊な潰瘍の治療
難治性胃潰瘍の治療
大井田 正人
1
,
西元寺 克禮
1
1北里大学医学部内科
pp.1679-1681
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902271
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●難治性胃潰瘍とは,初期治療で8週未治癒のもので,H2ブロッカー抵抗性潰瘍が多い.
●難治性胃潰瘍の判定には,局所所見が重要である.
●プロトンポンプインヒビターが,難治性胃潰瘍の治療には有用である.
●難治性胃潰瘍と判定し得るものは,プロトンポンプインヒビターを第一選択薬として使用するのがよい.
●難治性胃潰瘍の治療は,初期治療のみでなく再発も考慮すべきである.
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