今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
神経疾患と検査法
髄液検査と疾患の鑑別
綾部 光芳
1
,
庄司 紘史
1久留米大学医学部・第1内科
pp.2238-2241
発行日 1992年12月10日
Published Date 1992/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901898
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
1)髄液検査は各種神経疾患の診断および鑑別に役立つ.
2)髄液検査を円滑に行うには,適切な体位の設定と患者への十分な説明が大切である.
3)重大な情報を見逃さないために,医師自らが髄液の細胞を検討する必要がある.
4)神経疾患の診断レベルを向上させるには,髄液で種々の疾患に応じたパラメータについて測定することが重要である.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.