増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
症状からみた内科エマージェンシー
34.胸痛
吉村 宏
1
1東邦大学大橋病院・第3内科
pp.1781-1783
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900451
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ポイント
1)胸痛をきたす疾患は多岐にわたるため,その性状を正確に把握するため十分な問診が必要となる.
2)鑑別診断に際しては,胸痛以外の随伴症状に着目し,検査を進める.
3)バイタルサインの悪い例,重篤感のある例では,確診を待たず,早目に専門医,高次医療機関へのコンサルトを考慮する.
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