特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている!
各論 内科医が診る皮膚疾患:初期対応とコンサルテーション
褥瘡—DESIGN-R®でアセスメントし,治療選択する
安部 正敏
1
1医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック
pp.2144-2147
発行日 2023年11月10日
Published Date 2023/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229292
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症例情報 89歳男性.脳血管障害によりほぼ寝たきりである.半年前より仙骨部に紅色の皮膚病変が出現したが,抗生物質含有外用薬を塗布していた.しかし,病変は拡大し表面の色も灰白色から黒褐色に変化したため(図1),皮膚科に往診を依頼された.
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