特集 令和の頭痛診療—プライマリ・ケア医のためのガイド
座談会
頭痛患者のpatient journeyを見据えた診療—頭痛難民を作らないための心得
竹島 多賀夫
1
,
五十嵐 久佳
2
,
生坂 政臣
3,4
1寿会富永病院・富永クリニック 脳神経内科・頭痛センター
2富士通クリニック内科 頭痛外来
3千葉大学大学院医学研究院診断推論学
4千葉大学医学部附属病院総合診療科
pp.2330-2337
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228631
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頭痛はとてもありふれた症状・疾患ですので,多くのプライマリ・ケア医の先生方が診ていらっしゃるかと思います.なかには非常にこじれてしまい,医療機関などを転々とされている患者さんもいらして,私はそうした患者さんたちを“頭痛難民”と呼んでいます.本日は,頭痛診療の両極端の立ち位置にいらっしゃるお二人の先生に,ご意見を伺う形でディスカッションができればと思います.(竹島)
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