特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン
ジェネラリストはここまで診よう!
医師が留意すべき歯科の問題とは?
樺沢 勇司
1
,
伊藤 奏
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科健康支援口腔保健衛生学分野
キーワード:
う蝕
,
口腔健康格差
,
フッ化物
,
歯磨き
Keyword:
う蝕
,
口腔健康格差
,
フッ化物
,
歯磨き
pp.819-824
発行日 2022年5月10日
Published Date 2022/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228251
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Point
◎う蝕は世界で最も高い有病率であり,依然として問題視されている.
◎歯科疾患による経済への影響は大きく,日本では悪性新生物の次に国民医療費が多い.
◎う蝕による口腔の健康格差が日本を含む世界中でみられており,格差是正の必要性が指摘されている.
◎歯磨きだけではう蝕予防効果はなく,フッ化物を使用することが必須である.
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