特集 デジタル内科学の勃興—オンライン診療,AI,治療用アプリ
オンライン診療
日本におけるオンライン診療の変遷と向かうべき未来
加藤 浩晃
1,2,3
1デジタルハリウッド大学大学院
2アイリス株式会社
3京都府立医科大学眼科学教室
キーワード:
オンライン診療
,
遠隔医療
,
医療制度
,
保険診療
Keyword:
オンライン診療
,
遠隔医療
,
医療制度
,
保険診療
pp.761-767
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227618
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Point
◎医師が情報通信機器を用いて患者や生活者と医療に関するやり取りを行う手法として,「保険診療によるオンライン診療」,「自由診療によるオンライン診療」,非医療行為である「遠隔健康医療相談」の3つがある.
◎2020年4月の時限措置により,現状は保険診療において初診でも再診でも,どのような疾患においてもオンライン診療を行うことができるようになっている.
◎オンライン診療と対面診療を適切に組み合わせ「ハイブリッド診療」とすることで,患者に提供する医療の質を向上させることができると考えている.
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