特集 膠原病・自己免疫疾患を「見える化」する
基礎から見える化する
自己抗体の病原性を見える化する
松本 功
1
1筑波大学医学医療系膠原病・リウマチ・アレルギー内科
キーワード:
関節リウマチ
,
自己抗体
,
抗シトルリン化蛋白抗体
,
ACPA
,
グルコース-6-リン酸イソメラーゼ
,
GPI
,
低シアル化
Keyword:
関節リウマチ
,
自己抗体
,
抗シトルリン化蛋白抗体
,
ACPA
,
グルコース-6-リン酸イソメラーゼ
,
GPI
,
低シアル化
pp.2161-2164
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227309
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎関節リウマチの診断には自己抗体が重要である.
◎自己抗体の病因性に関して,低シアル化が注目されている.
◎低シアル化自己抗体の産生において,濾胞性T細胞(Tfh細胞)およびOX40分子が関わっている.
◎OX40陽性Tfh細胞は形質芽細胞の増殖およびシアル酸付加酵素(st6gal1)の発現低下を促し,病態に関与する.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.