特集 運動・スポーツ×内科—内科医に求められるスポーツ医学とは
プライマリ・ケア医が知っておきたいスポーツ内科の知識
プライマリ・ケア医が知っておきたい障害者スポーツと生活習慣病
山本 満
1
,
藤本 幹雄
1
1埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション科
キーワード:
障害者スポーツ
,
生活習慣病
,
脊髄損傷
,
body mass index
,
BMI
Keyword:
障害者スポーツ
,
生活習慣病
,
脊髄損傷
,
body mass index
,
BMI
pp.1160-1162
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227051
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Point
◎障害者のスポーツ実施率は19.2%である.
◎近年の脊髄損傷者の死因は,肺炎,悪性腫瘍,高血圧症,糖尿病,心疾患である.
◎パラアスリートでは,BMI(body mass index)25以上の肥満者が多い反面,BMIが18.5未満のやせた選手も多い.
◎エリート選手では,BMI低値や高クレアチンキナーゼ(CK)血症,貧血などのオーバートレーニングに起因する異常結果も散見され,厳密な運動指導と栄養指導が必要である.
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