特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
血管エコー
下大静脈評価の最前線
伊藤 亜紗実
1
,
川本 英嗣
1
,
今井 寛
1
1三重大学医学部附属病院救命救急センター
pp.2041-2046
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225906
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎下大静脈(IVC)の評価は循環血液量(fluid status),輸液反応性(fluid responsiveness)に分けて考える.
◎fluid responsivenessの評価には,静的指標だけでなく,動的指標も併用する.
◎IVCの評価として,IVC径,collapsibility index(cIVC),distensibility index(dIVC)を計測する.
◎IVCの測定に影響を与えるさまざまな要因に注意する(陽圧換気か自発呼吸か,体勢,胸腔内圧,右心不全の有無など).
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.