特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    症例問題
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    Question62 85歳の女性 来院理由 長男が母親の認知症への対応について相談するため来院
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                三浦 久幸
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1長寿医療センター病院在宅医療支援診療部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.701-702
                
                
                
                  発行日 2018年4月10日
                  Published Date 2018/4/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225585
                
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- 文献概要
 
現病歴 X年ごろからもの忘れがあり,少しずつ家事をしなくなった.また社交的ではあるが外へ出ることを,極端にいやがるようになった.このような状態が4年ほど続いたが,何とか夫婦二人で暮らしていた.
X年+5年,夫が脳梗塞を起こし入院,ベッド上生活となった.本人は夫の入院を十分理解できない状態で,近所づきあいはあったため,近所の人たちが夫の見舞いに連れていってくれていた.長男も一人では置いておけない状態とはわかっていたが本人に病識が全くなく,本人が受診も含め,介護も拒否するため手を出せない状況だった.長男が民生委員と相談し,当院総合内科外来に本人の同伴なく来院した.
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