増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
膠原病
Question149 59歳の男性.来院理由「間質性肺炎と関節炎との評価・治療目的」
滝澤 直歩
1
,
野村 篤史
2
1中部ろうさい病院リウマチ膠原病科
2順天堂大学医学部免疫学講座
pp.371-372
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224822
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59歳の男性.
現病歴 1年前に咳嗽と呼吸困難とを主訴に近くの総合病院を受診し,間質性肺炎の診断で副腎皮質ステロイドを開始された.約半年間かけて副腎皮質ステロイドは減量・中止となった.その後,症状は安定していたが間質性肺炎が再燃し,さらには両側手指を中心とした関節痛と関節腫脹とを認めたため,評価・治療目的で当院紹介となった.
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