増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
総合内科
Question12 23歳の女性.主訴「発熱とリンパ節腫脹」
近藤 統
1
,
濱口 杉大
1
1江別市立病院総合内科
pp.37-38
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224685
- 有料閲覧
- 文献概要
23歳の女性.
現病歴 2週前から軽度の咽頭痛と咳嗽を伴う39℃までの弛張熱があり,手持ちのロキソプロフェンを内服していた.1週前に40℃の発熱があり,右頸部に有痛性のしこりを自覚したため近医を受診した.急性上気道炎の診断で,鎮咳薬,抗ヒスタミン薬およびレボフロキサシンを1週間内服したが.弛張熱や右頸部の症状も軽快せず,3日前から顔面に皮疹が出現したため来院した.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.