話題
"てんかん"の診療をめぐって討議—仙台市で行なわれた実地医家のための会より
樋渡
1
1本社出版部
pp.1257
発行日 1968年10月10日
Published Date 1968/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223087
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"病気を診るまえに人間を"という主張のもとに,同考同志の第一線開業医を中心にしてできた"実地医家のための会"は,誕生して早や6カ年を経過しているが,現在全国に800余名の会員を擁するまでに成長した.このグループは毎月1回各地で例会をもち,月刊誌「人間の医学」を発行している.また,「人間の医学シリーズ全10巻」を医学書院から刊行しつつあり,"総合的にとらえた病人"の診かたを,基本の思想として,第一線の実地医家の主張を展開してきている.
第63回"実地医家のための会"例会は,去る9月15日,落成後まもない仙台市宮城医師会館—5階建て,エレベーター付きの堂々たる建物—で行なわれた.東北・関東一円の第一線の臨床家が多数参加,今時点における多くの問題が活発に討議された.
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