増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
尿検査
15.尿沈渣
伊藤 機一
1
1東海大学医学部・臨床病理学
pp.1658-1659
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222704
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尿沈渣鏡検は若干の暇と手間および判定能力が要求されるため,最近では,検査の対象を尿試験紙による定性検査で何らかの異常を認めた例のみに絞る施設が多い.しかし,定性正常でも沈渣異常の例が外来患者で20%近くもあり1),この検査の診断的価値は依然として高い.
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