今月の主題 腎疾患診療の実際
その他の問題
閉塞性尿路障害(Obstructive Uropathy)と腎—泌尿器疾患を見落とすな!
岸本 武利
1
1大阪市立大学医学部・泌尿器科
pp.2646-2648
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222199
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閉塞性尿路障害は決して稀な疾患ではなく,必ず腎機能障害を引き起こすので,早期に的確な診断と治療を行うことは患者の予後に大きな影響を与える.急性尿路閉塞は種々の臨床徴候を示すので比較的簡単に診断がつくが,慢性の場合は潜行性で徴候に欠け,見落とすことがあるので注意を要する.
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