臨時増刊特集 エコー法の現況
Ⅰ 基礎知識
5.装置の選び方—腹部
福田 守道
1
1札幌医科大学・検査診断部機器診断部門
pp.2136-2139
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220041
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超音波診断法の進歩および普及の速度はまさに画期的といってよいように思われる.これはひとえに本診断法の重要性がよく認識されつつあることを反映するものであろうが,実際に非常に鮮明な画像を与える優れた診断装置の出現によることは申すまでもない.
さて,標題の腹部超音波検査における診断装置の選択は少し以前まではそれほど問題となるようなことではなかったといえる.すなわち,優れたリニア走査型超音波診断装置を選択すればほとんど事が足りていたからである.
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