グラフ 胸部X線診断の基礎
撮り方と読み方(21)
新野 稔
1
1放射線科新野医院
pp.1636-1646
発行日 1985年9月10日
Published Date 1985/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219935
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撮影体位は両側鎖骨の間に第IV胸椎が位置し,左右の高さは良好である.撮影条件は心陰影に重なる肺血管影,ならびに横隔膜下に重なる肺血管影が良好に追跡可能であり,後縦隔線,旁食道線も認められる.
気管の右壁を上方から下方へと追跡してゆくと,右主幹から右上葉支,ならびに中間気管支幹にかけ,とくに異常所見を認めない.
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