今月の主題 内分泌疾患の新たな展開
救急治療
急性副腎皮質不全
加藤 達雄
1
1東京厚生年金病院・内科
pp.440-441
発行日 1985年3月10日
Published Date 1985/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219664
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急性副腎皮質不全の治療
急性副腎皮質不全はストレス下に副腎皮質ホルモンの需要が増大するのに対し,その供給が不十分な状態で,原因としては表1に挙げるものがあり,なんらかのストレスが加わって発症する.
症状は重篤で,治療は急を要し,表2に挙げる症状より,急性副腎皮質不全が疑われたならば,直ちに治療を開始する(表3).
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