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外来診療Q&A
棚橋 尉行
1
Yasuyuki Tanahashi
1
1順天堂大学・内科
pp.2052
発行日 1984年11月10日
Published Date 1984/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219320
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Q 患者:58歳,男.昭和55年より高血圧のため,ピンドロール,サイアザイトの内服.BP 154/100て来院,S3(-),S4(-),CTR 45%,ECG:II,III,aVFで陰性T,PVC 1〜2/分.昭和57年2月,駅の階段て胸がつまるような訴えあり,Master tripleで陰性Tの陽性化を認める.アスピリン100mg,プロプラノロール60mgでAnginaの軽減をみたが,BP 170/100,HR=74.メフルシド25mgを併用140/94となる.昭和58年2月再び胸部圧迫感のため硝酸イソソルビド20mgを併用.昭和59年3月,BP 140/90,Anginaを認めず.現在の処方:1)メフルシド25mg,2)アスピリン100mg,3)プロプラノロール30mg,4)ニフェジピン20mg
1)anticoagulantとしてのアスピリンの意義は.チクロピジンへの変更はどうか.
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