グラフ 複合心エコー図法
後天性心疾患—心筋梗塞
伊東 紘一
1
,
鈴木 修
1
Kouichi Itoh
1
,
Osamu Suzuki
1
1自治医科大学・臨床病理部生理機能
pp.1990-1995
発行日 1984年11月10日
Published Date 1984/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219307
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
症例9 66歳,男性
2年前に狭心発作をきたし,近医受診,急性心筋梗塞の診断の下に入院加療を受けた.3カ月前より労作時呼吸困難を自覚するようになった.胸部の疼痛は認めなかったという.血圧160〜100mmHg.心電図は洞調律,左軸偏位,II, III,aVFでQ波を認める.V5,V6のST低下,II, III,aVFのT波陰性化をみる.胸部X線写真では異常所見を認めない.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.