グラフ 複合心エコー図法
先天性心疾患(3)
伊東 紘一
1
,
鈴木 修
2
,
柳沢 正義
2
Kouichi Itoh
1
,
Osamu Suzuki
2
,
Masayoshi Yanagisawa
2
1自治医科大学・臨床病理部生理機能
2自治医科大学・小児科
pp.488-490
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218960
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症例3 2歳,男児
38週,3,400g自然分娩の男児.出産後まもなく口唇チアノーゼが出現し,心雑音を指摘された.生後10カ月に肺炎のため入院治療をうけている.その後哺乳も良く,チアノーゼやsquattingを認めるが,経過観察を続けていた.心音は収縮期雑音(3/6)がharshで,3LSBが最強点である.拡張期雑音なし.CTR≒58%,心電図でRVH.RAD,RA負荷所見である.Clubbing fingerを認める.
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