当直医のための救急手技・泌尿器系・3
陰嚢腫脹,排尿痛,血尿,その他
村上 信乃
1
Shino Murakami
1
1旭中央病院・泌尿器科
pp.544-545
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218971
- 有料閲覧
- 文献概要
陰嚢腫脹
陰嚢の腫脹を生ずる疾患の鑑別診断の進め方を前回と同様に図示してみた(図3).
疼痛,発熱のない場合
用手で腫脹した陰嚢を腹腔に向って圧迫することにより,腫脹がなくなれば,①鼠径ヘルニアである.緊急性はないが,外科医の診察が必要でる.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.