画像診断 画像診断と臨床
心大血管(IV)
鈴木 茂
1
,
原田 潤太
2
,
川上 憲司
2
Shigeru Suzuki
1
,
Junta Harada
2
,
Kenji Kawakami
2
1東京慈恵会医科大学・心臓外科
2東京慈恵会医科大学・放射線科
pp.1467-1477
発行日 1982年8月10日
Published Date 1982/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217895
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症例1(図1〜6)
患者 S. S. 47歳 女性
現病歴 10歳台に感冒罹患時によく扁桃腺炎を起こしていたが,リウマチの既往は不明.20歳台に下肢浮腫出出現.31歳時,突然目まいの後に右半身の不全麻痺.その後麻痺は徐々に軽快.32歳時起坐呼吸,動悸にて他院受診,心疾患といわれる.非直視下交連切開術(CMC)を受け,その後症状の改善をみていた.45歳ごろより再び下肢の浮腫が出現.また階段をゆっくりのぼるようになる.
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