今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり
治療
アルカローシスの治療のすすめ方
福井 俊夫
1
1川崎市立井田病院・内科
pp.174-175
発行日 1974年2月10日
Published Date 1974/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205296
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はじめに
酸・塩基平衡障害の治療にあたっては1)原因疾患が何であるかを知り,2)酸・塩基平衡障害をきたした病態生理学的な機序をみきわめ,さらに3)生体の代償作川の程度を推察した上で治療を開始しなければならない.一言でアルカローシスといっても,その原因は多種多様であり,その治療も画一的に行なうべきものではなく原因疾患によって,また症例によって異なるといえよう.
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