専門医に聞く・4
長期にわたり無症候性に蛋白尿が出没した後,ネフローゼ症候を呈した1症例
東条 静夫
1
,
家里 憲二
2
,
前田 貞亮
3
1千葉大第1内科
2千葉大内科
3関東労災病院・内科
pp.766-768
発行日 1972年6月10日
Published Date 1972/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204113
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症例 石○隆○ 16歳男子学生
主訴 蛋白尿の精査
既往歴,家族歴:本症に関連して特記すべきことなし.
現病歴:昭和39年春,上気道感染経過後,近医を受診し蛋白尿を指摘された.約3カ月自宅安静をとり,当院小児科外来を受診,蛋白尿はなく,異常なしと言われ普通の生活に戻った.その後,尿検査を受けていない.
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