今月の主題
(座談会)腸疾患の問題点—病態の把握と治療の要点
平石 浩
1
,
日野 貞雄
2
,
石川 誠
3
,
吉雄 敏文
4
,
岡部 治弥
5
1都立豊島病院伝染科
2胃腸病院
3東北大山形内科
4東邦大第1外科
5北里大内科
pp.594-604
発行日 1972年5月10日
Published Date 1972/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204079
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腸疾患の治療というと,感染性疾患以外はまず根治療法がないようである.また,精神面の影響が強く出てくるのも腸疾患の特徴で,日常診療上の苦労も多いところである.ここでは,感染性腸炎,潰瘍性大腸炎,限局性腸炎,吸収不良症候群,機能異常を中心に,それらの病態にあった治療方針を考えてみたい.
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