私の治療方針
喘息とスプレー
梅田 博道
1
,
木島 昻
1医歯大助第2内科
pp.536-543
発行日 1972年4月10日
Published Date 1972/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204068
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喘息の薬としてポピュラーな,いわゆるスプレーが要指示薬になった.その副作用がジャーナリスティックにとりざたされ,一転して恐い薬の印象を一般に与えているようである.しかし,「匙加減」と昔からいうように,薬は本来「恐いもの」なのである.だからこそ,その作用機序の明確な把握と,患者への正しい適応を導く医師の存在があるであろう.そうした根本的な問題を,この対談は浮き彫りにしてみせてくれる.
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